tokospo

トコスポブログ 仕・遊・休は全力で!

所沢スポーツケアセンターのブログです。 なかなか治らない症状、身体能力の改善は当施設で <トレーニング、リハビリ、鍼灸整体>

ピッチング

17 6月

アスリートの体の使い方を見極める

所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


前回の「スポーツの動きを物理的に見る」でお伝えしました、

「物理的に見た体の使い方」について今回は例をあげてみます。


動作解析というと非常に難しく感じてしまいますが、

胸郭主導型トレーニングの動作解析からみるとわかりやすいです。


まず、体のタイプを「胸式タイプ」と「腹式タイプ」に分けて考えます。

そして、背骨から股関節、脚にかけての体の軸を見つけます。
これが体の使い方の基本の軸となります。

野球の投手のピッチングを見ていると全員同じ投げ方はしてませんよね。
特に日本人と外国人(主に米国人)は大きく違いますね。

ピッチングフォームを「胸式タイプ」「腹式タイプ」に分けて、
それぞれの体の使い方の特徴を画像で確認しましょう。
リリースの後(ボールを投げた後)を見てみます。


「胸式タイプ」
胸式ピッチング1



















胸式タイプ右投げの場合、左足~左股関節~背骨が一本の軸(赤ライン)となります。
その軸を回転させてボールを投げます。
一本の軸で投げるので回転方向は横に近くなります(黄色矢印)



「腹式タイプ」
腹式ピッチング1



















腹式タイプは両方の足~股関節~肩を軸とするので二本の軸となります。
竹馬に乗ったような感覚です。
画像では赤のラインが軸となります。
加工の都合で体からずれてますが、実際は二本の軸を保ったまま動きます。
(曲線になったりします)
右足が横に跳ね上がっていても肩と股関節のラインは保ちます。
二本の軸で投げるので回転方向は縦に近くなります(黄色矢印)


70b40489db3629686b096a7d86b24e89_s

















投手が足を上げて前に踏み出す動きは、
重心を後ろ足から前足に移動することで勢いをつけ、
踏み出した前足でその勢いをストップさせることで
上半身の強いしなりを生み出すために必要なのです。

スリングショット(パチンコ、ゴム銃)をご存知でしょうか?
土台に固定したゴムを引っ張ってパチンコ玉などを飛ばす器具なんですが、
固定することで強いしなりを生み出すというイメージができます。

勢いをストップさせてから横回転か縦回転かでは全く動きが違いますので、
トレーニング方法も当然変える必要があります。

まず基本的な体の使い方(体の軸)を確認したうえで肘の使い方などの
細かい修正をするといいです。
 
バッティングやゴルフスイング、サッカーのキックなども同じような理論となります。
 
人が強く速く物を投げたり打ったり蹴ったりするには

「後ろから前への移動」「遠心力」 が重要となります。


以上、簡単な例など使って説明しましたがいかがだったでしょうか?

こうやって分析してみると面白いと思いませんか?


「胸式タイプ」「腹式タイプ」の見分け方はこちらの記事で。

胸郭主導型トレーニング体験コースでも見分け方などの説明をしています。


アスリートや指導者向けの「胸郭主導型トレーニング1Dayセミナー」
も企画していますのでご興味のある方はぜひご参加ください。
(メルマガ登録されている方には先にお伝えさせていただきますね)

ではまた。


お得な情報満載のメルマガ登録はこちら



   自分の体を自由に動かしたい!
       まずは2000円で体験!
            
胸郭主導型トレーニング体験セミナー受付中!



胸式・腹式のタイプを理解して怪我のリスクを減らしパフォーマンスアップ
日時をご自分で選んで、自身のレベルアップ・指導に取り入れたいという方はこちら 
            
胸郭主導型トレーニング・しなり体操指導者養成講習(ベーシック・アドバンス)



所沢スポーツケアセンター 
tokospo.com


13 6月

スポーツの動きを物理的に見る

所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


今回のテーマは「スポーツの動きを物理的に見る」です。

自らスポーツをされている人、スポーツを指導されている方は、体の使い方を物理的な動きとして見られてますでしょうか?

5256eedd8ee2fedde0a6c5314b39dc52_s


















例えば、野球選手やサッカー選手は、ボールを投げる、打つ、蹴るといった動作を当たり前におこなっています。
これは自然ではなく、見様見真似だったり、教えてもらったりしてできるようになったはずです。


よく野球の始球式などで見られる、素人さんのぎこちない投げ方
この場合おそらく、全くといっていいほどボールを投げたことが無いのと、細かく野球を見ていないのではないでしょうか。
ただかまえて、ただ足を上げているだけ。
なんのためにこの動作があるのかわかっていませんよね。


290b032de96162a25ca6bde16e187fcd_s



















速い球を投げたり、強い打球を飛ばしたり、強いボールを蹴ったりするために必要な体の動きというものがあります。

次回、物理的に見た体の使い方の例をあげてみます。

複合動作の解析はとても難しく感じますが、胸郭主導型トレーニング理論からすると簡単だと思います。

では、また。




 お得な情報満載のメルマガ登録はこちら



   自分の体を自由に動かしたい!
       まずは2000円で体験!
            
胸郭主導型トレーニング体験セミナー受付中!



胸式・腹式のタイプを理解して怪我のリスクを減らしパフォーマンスアップ
日時をご自分で選んで、自身のレベルアップ・指導に取り入れたいという方はこちら 
            
胸郭主導型トレーニング・しなり体操指導者養成講習(ベーシック・アドバンス)



所沢スポーツケアセンター 
tokospo.com


25 3月

ビーム式パフォーマンス法をもっと詳しく

所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


ビーム式パフォーマンス法をもっと詳しく教えて欲しい。

なんなのそれ!?

という声がありましたのでちょっと説明します。


b169b2c0edb8dabb23f9442becd9c403_s













こういう画像のような武器的なものではありません。

こちらで指導している胸郭主導型トレーニングでは

人のタイプを胸式タイプと腹式タイプに分けて考えます。


タイプによって地面と垂直になる軸が違います(下画像)

IMG_20190304_005006

















この軸だけだと、相手がいて多方向に移動が必要なとき、

ある目標に向かって、ボールなどを投げたり打ったりするとき、

といった、複数の動作と意識が必要なときに

バランスが確保できなくなることがあります。

あと、距離感に対応することができません。


20171221_155201s1beam

















胸式タイプ、腹式タイプ、それぞれの中心となる場所から

ビームを発射するように(上画像)することで

目標(相手)との距離感、複雑な動きでも自分の中心はぶれない

そういう状況を作り出すことが可能となります。


試合になるといくつもの意識や動きをすることは更に困難です。

中心は外さない、ぶらさない、自分のエリアをつくる

これができるだけで大きく変わります。

では、また。



 まずは基本的なことを習得して実践したい方にお得な2日間講習
            
胸郭主導型トレーニング・しなり体操ベーシック指導者認定2日間講習


    自分の体を自由に動かしたい!
       まずは2000円で体験!
            
胸郭主導型トレーニング体験セミナー受付中!


胸式・腹式のタイプを理解して怪我のリスクを減らしパフォーマンスアップ
日時をご自分で選んで、自身のレベルアップ・指導に取り入れたいという方はこちら 
            
胸郭主導型トレーニング・しなり体操指導者養成講習(ベーシック・アドバンス)


所沢スポーツケアセンター 
tokospo.com
21 2月

高校野球ピッチャーの球数制限とフォーム

高校野球 投手の球数制限とフォーム


2300a23b3fc348866d580b360266815c_s
















所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


高校野球のピッチャーの球数制限について議論されていますね。

球数を制限しないと、肘や肩を痛めてしまうということなのですが、他にも取り組まなければいけないことがあると思います。

身体の治療体制や強化設備を整えるということもそうでしょう。

そして投球フォームというのも大事になってくると思います。

フォームが悪いと球数を制限しても肘、肩に負担はかかります。


フォームを変えること その子の未来がかかっていることを忘れずに


コーチや監督が良くなるようにと投手のフォーム修正をすることがありますが、本人が投げやすいフォームを優先するのが一番いいのではないでしょうか。

指導する側は、当然善意に考えてフォームを修正するのでしょうが、どうしても自分と同じようなフォームにさせる傾向になってしまいます。
タイプがぴったり当てはまるといい結果を産むと思いますが、違うタイプだと故障や長期スランプに陥るかもしれません。

胸郭主導型トレーニングの胸式・腹式タイプを知っておくだけでも指導にかなり役立ちます。

私のところにも選手がアドバイスを受けに来られますが、コーチや監督が胸式・腹式タイプを理解されてフォームの指導をすると私なんかが指導するよりもっと良い結果がでると思います。

指導の一環として利用していただけると幸いです。

では、また。



胸郭主導型トレーニング・しなり体操 野球編
           
「野球選手へのタイプ別指導法セミナー」
 

胸郭主導型トレーニング・しなり体操に興味があり
ご自分のレベルアップ、指導に取り入れたいという方はこちら
           
胸郭主導型トレーニング・しなり体操指導者養成講習(ベーシック・アドバンス)
 
 
パーソナルトレーナーにもコーチング力は必要です
           



所沢スポーツケアセンター 
tokospo.com



16 5月

胸郭主導型トレーニング・しなり体操 野球選手のタイプ別指導法セミナーのお知らせ

スポーツ競技でのパフォーマンス向上・低下、怪我の有無は指導者による指導方法が大きく影響しているケースが多いです。

野球の投手のようにデリケートな動きをするアスリートの指導には特に注意が必要です。

よくあるのがフォームを矯正したあと更に調子を落とし続けたり、又は一旦調子がよくなるもののその後低迷が続くというケースです。

選手の特徴を把握し、その範囲内で修正してあげると受け入れやすく、調子の波も少なく、怪我もしにくくなります。

例えば日本人の野球の投手では以下の3つのタイプに分かれます。
 

20170513_173926ss















          Aタイプ

20170513_173952ss
















                          Bタイプ

 
 20170513_174035ss
















                           Cタイプ


大きく分ければ、AタイプとB,Cタイプとなります。

この違いがおわかりでしょうか?

そしてそれぞれに合った体操法や筋力トレーニング法があります。

体幹トレーニングをしておけば大丈夫という方もおられますが、体幹トレーニング法もそれぞれ違います。また、プライオメトリック的なトレーニングが最も必要なタイプもあります。

フォームを修正しても全力で投げ続けていればまた元に戻ります。そのフォームに適した筋力トレーニングを行わないといけません。

投手に限らず打者にも同じことが言えます。

これらを理解できれば選手も受け入れやすく、指導者の指導への不安もかなり解消されると思います。


ご興味のある方は以下に記述の専用セミナーを是非受けてみてください。

内容は進化し続けていますので過去に受けられた方も再度受講されてみてください。




「胸郭主導型トレーニング・しなり体操 野球選手のタイプ別指導法セミナー」

場所 所沢スポーツケアセンター

講師 井口哲也(同代表)

講習費 30000円 

講習時間 3時間

受講の条件は野球の指導をされている方となります。

ご希望の日時になるべく合わせて講習をおこないます。

お申込み、お問い合わせはこちらのHPのお問い合わせをクリックしてメールにてお願い致します。


tate15 








所沢スポーツケアセンター 
http://www004.upp.so-net.ne.jp/tokospo/ 


にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツトレーナーへ
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

IGUCHI

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ