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トコスポブログ 仕・遊・休は全力で!

所沢スポーツケアセンターのブログです。 なかなか治らない症状、身体能力の改善は当施設で <トレーニング、リハビリ、鍼灸整体>

キックボクシング

19 9月

「メンタル&フィジカルコーチ」の役割①

所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


「メンタル&フィジカルコーチ」として活動を始めておりますが、

どういった役割なのか、どういったときに活躍するのか

ちょっと説明を致します。


まずは、スポーツ競技において

〇試合の戦略において力になれる
〇個人の特徴を更に伸ばす
〇弱い部分を強化する、又は代わりのもので補うようにする
〇ケガをしない体づくり、動きの習得
〇プレーがうまくいかない問題となる部分を気づかせる
〇体の使い方によるメンタル強化法
〇選手にも監督・コーチにもアドバイスや提案ができる
〇監督・コーチの意向も考慮した選手への指導
〇目標の達成を加速する


といったことが大きな役割となります。

今回は「試合の戦略において力になれる」
について例をあげてみます。


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私の施設に来られているキックボクシングの選手の例です。

所属ジム内で試合があるというA選手から戦略のご相談
A選手の特徴はわかっているので相手のB選手の情報を聞き出します。
スパーリングをしたことがあるとのことでより特徴がつかみやすいです。

B選手は胸式タイプ、A選手は胸式タイプだけど腹式タイプが3割ほど入ってます。
まずは胸式タイプの特徴の直線的な攻撃を止めるために
ストッピングという技術で相手の蹴りを封じ込みます。
いつものパターンを崩され焦って威力の無いパンチを打ってくるところを
同じくパンチにも横に動きながらストッピング。
当てようと更に手打ちになったところにローキックを合わせる作戦を提案しました。

アマチュア中級レベルまでの胸式タイプは一本調子になりやすく、
特に相手を見下しているとその傾向が強いです。
パターンも二つくらいしか持っていないことが多いので、
それを封じ込んで焦らせ隙を狙う作戦がうまくいきやすいです。

A選手は胸式タイプですが、相手のスピードが勝っていると防戦一方になります。
よってまともに打たせないようにしてリスクを回避することで、
本来の自分のペースにもっていくというメンタル面の作戦です。
この試合の結果はA選手の判定勝ち

※胸式タイプ腹式タイプの詳細はこちら

今回の戦術提案をまとめると

・戦略を持つことでメンタルをしっかりさせる
・相手の動きを聞いて行動パターンを読み取る
・相手の攻撃を逃げるのではなく攻撃的ディフェンスにする
・相手が焦るのに集中する
・焦る相手を確認することで余裕がでる
・タイミングを合わせて攻撃をする


このようにメンタルとフィジカルの両方を把握していることで、
その選手ができる技術と思考力で戦えます。
よって受け入れやすい状態で進めて行くことができるのです。

で、重要なのが、こちら側が一方的に指導するのではなく、
本人が気づかせるようにもっていくことです。
これによって本人の今後の成長度に大きく影響します。

今回は目先の試合に向けての例でしたが、
この先のレベルアップに向けて中長期で取り組むこともできます。

メンタル&フィジカルコーチの役割を少しでもわかってもらえたでしょうか?
またお伝えしていきます。

ご興味がありましたら、当施設で受けていただいても良いですし、
セミナーも開催していますのでそちらに参加してもらっても理解が深まります。

では。



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9 8月

本番に弱い 「ブルペンエース」

所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


スポーツにおいて、練習ではすごいけど試合ではほとんどその力を発揮できない選手がいます。

野球の投手で言えば「ブルペンエース」

何が問題でそうなるのでしょうか?

よくあるのが、人が絡むシチュエーションになると頭が真っ白になるというケース。
たくさんのことを瞬時に処理する能力が低いとも考えられます。

このタイプの人は記録と戦う様なスポーツだと力を発揮する場合があります。
陸上競技の短・中距離走、自転車タイムトライアル、水泳など。
マラソンなどの長距離走でも人との駆け引きよりも自分との戦いが要求されるスパルタスロンのような超ロング距離走がいいかもしれません。

対人競技で力が発揮できない人は「相手がいろんな手を使ってきたらどうしよう」といった頭の中で整理できないことを考えていることが多いので、まず自分の特徴を知り、自分ができることをしっかりやろうとすることが必要です。

キックボクシングで試合になると真っ白になり何をやっているかわからなくなる選手がいました。
真っ白になる原因は先に述べましたように、

・相手が何をやってくるのかわからないという恐怖
・自分の特徴がわかっていない


この二点があげられました。

私が見たところ、体の特徴が「胸郭主導型トレーニング」でいうと「胸式」になるのですが「腹式」の練習をしていました。
こうなるとただ相手との距離をとっているだけで、胸式の特徴であるスピードによる踏み込みや入ってきたところへのカウンターも出せません。

「胸式」の特徴を説明し、動きを指導するととてもスムーズに動けました。
そして恐怖への克服として、胸式の特徴を活かした相手の技の防ぎ方を指導すると納得して精力的にその場で取り組んでいました。

後日、練習でのスパーリングのときにとても相手が良く見え防御もできて、自分の攻撃もどんどん当たり出し楽しかったと言われてました。
相手の困惑する様子もしっかり見えていたとのことです。

格闘技のような対人がひとりではないチームスポーツでも、自分の特徴を把握し活かすことに集中することで今までと違った成果が現れるはずです。
特にジュニアの選手は自信を持つと成長が早いです。

闇雲にたくさん練習するのは体力強化にはいいと思います。
その体力をベースに、自分の特徴を知りそれを活かすことで一気に世界が変わりますよ!

では、また!





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21 9月

タイプによる格闘技での動きの違い

体の使い方について、いい選手の真似をすることで上手になることもあれば、逆に下手になることもあります。
これは自分の体の使い方と同じタイプの選手であれば上手になりやすいのです。

例えば打撃系の格闘技において、構え方から移動の仕方、パンチやキックはその人のタイプによって体の使い方が変わってきます。

胸郭主導型トレーニングでは二つのタイプ(胸式・腹式)に分かれると考えます。
胸式のタイプが腹式のタイプ、または腹式のタイプが胸式のタイプの動きをするのはとても難しく、要所で取り入れるようにしないと上達の妨げになるかもしれません。

例えば下のAタイプとBタイプの構えでは体の使い方が全く変わってきます。


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     Aタイプ 
 
 
20170921_155712_resized40










     Bタイプ
 

AタイプとBタイプのキックでの体の使い方はこうなります

20170921_154928_resized40










     Aタイプ

20170921_155326_resized40










     Bタイプ

 
もちろん、パンチやフットワーク、ディフェンスの仕方も違ってきます。

筋力トレーニングや動きのフィジカルトレーニングもタイプ別に行うことでより強化されます。

今まで行ってきたトレーニングを自分のタイプを理解した上で使いこなすことでバランスが取れてきます。

よって今までの努力は無駄になりません。

また、タイプ別の動きの中でもコツを掴むと更に良くなる動きがたくさんあるのでずっと進化し続けられる楽しみもあります

ご興味があれば「胸郭主導型トレーニング体験コース」も開催しておりますので是非参加されてみてください。

少年部でも女子部でも壮年部でも大丈夫です。
ご自分の体を上手に使える喜びを感じてください!



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12 11月

強力な打撃

ある空手の大会での選手の動きを見て私の指導しているトレーニング方法に間違いないと確信しました。

結果的に優勝した選手なのですが( 当センターの会員ではありません )、おそらくどの体のポジションが一番破壊力のある打撃ができるのかわかっているであろうと思います。特に正拳突き ( ボクシングでのストレートパンチ ) に関してはすごい破壊力でした。

要所要所でこの破壊力抜群の打撃を繰り出せる間合いで戦っていました。

間合いを取るというのは相手の攻撃を封じることに良く使われたりしますが、同時に自分の攻撃力も低下する恐れがあります。攻撃は最大の防御なりと言われますが、破壊力ある打撃があってこそ言えることではないでしょうか。

筋力トレーニングはやり方で大きく変わります。パワー、瞬発力( 破壊力 ) をつけるのであれば、筋力トレーニングのどのポジションが一番強い力を発揮できるのかを知ることが必要ですね。


ひとつ気になっている脚のトレーニングマシンがあるのですが、ちょっと試してから考えたいですね(^^)



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