1. トレーニング種目の選択
弱い方 → 強い方 ( 弛緩 → 緊張 ) 強い方 → 弱い方 ( 緊張 → 弛緩 )
まず筋肉や関節のどの状態が一番強いのか、また弱いのかということを知らないといけません。筋力トレーニング種目の違いを理解せずに指導すると痛みや不安からリハビリが進まないことは多々あります。
2. 安全性の確保
現症状から、その方が日常生活において安全とされる保証付きの動きを指導しないといけません。
3. 痛みに対して
痛みを伴う動きに対しては消極的になってしまいます。 不安が増すと、問題のない動きに対しても 同じように消極的になり過度の筋緊張や脱力がおきて全てにマイナスに向かう可能性があります。痛む原因は何かを見つけることが重要です。
4. ADL (日常生活動作) 向上への結び付け
特定の筋肉をつけることだけに集中しすぎてADLの向上に役立っていないケースがあります。例えば膝周りの筋肉(内側広筋)を発達させる目的はいいが、それだけでADLが向上するとは限らないと思います。
ざっとあげましたが、運動器だけでもこのような問題があるのではないでしょうか。
当然、筋力トレーニングだけで解決する症状ではないこともありますので見極めないといけません。
所沢スポーツケアセンター
http://www004.upp.so-net.ne.jp/tokospo/